将来はF1ドライバー!? モータースポーツの登竜門
レーシングカートは、モータースポーツのベースとなるカテゴリーとして、男女を問わず4歳〜70代の方まで多くのドライバーに親しまれています。
身近に楽しめるモータースポーツなので、趣味やストレス解消として楽しむ方が多いスポーツです。
幅広い年齢層に親しまれているスポーツですが、F1ドライバーの多くがこのレーシングカートからの出身ということからも、モータースポーツの入門カテゴリーとして位置づけられています。
つまり、レーシングカートで活躍したドライバーが、ミドルフォーミュラへ、フォーミュラワンへとステップアップしていく登竜門になっています。
また、レーシングカートは、お子様の習い事としても人気のスポーツです。
ルールやマナーの指導・テクニック習得・レース参加を通して、心身ともに成長することが出来るので、キッズ/ジュニアカートの分野もとても人気です。
スピードと振動がダイレクトに伝わるモータースポーツ
レーシングカートとは、スチールのパイプで出来たフレームに、エンジン・タイヤ・シートなど必要最低限のパーツで構成された、とてもシンプルな4輪のレーシングマシンです。
レーシングカートの魅力は、なんといってもスピード感と振動がダイレクトに伝わる臨場感です。
一見すると遊園地にあるゴーカートに似ていますが、競技用車両のレーシングカートは本格的なスポーツマシンなので、最高速度は約100km/h前後のスピードが出ます。
さらに、自動車と比べてシートの位置がとても低いく目線が地面に近いため、体感速度はその2倍〜3倍と言われ、走行中の振動もダイレクトに伝わります。
このシンプルな構造で作られたレーシングカートは、ドライビングの技術・車体やパーツのセッティング・レースの戦略など、あらゆるモータースポーツの原点が詰まっています。
そのため、F1ドライバーがオフシーズンの練習で走行することもあるようです。